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執筆者の写真Yoshie Ueno

親子でのフルート練習



お母さまと6歳のお嬢さまが一緒にフルートを吹いていらっしゃるお姿、想像しただけでも素敵で感動してしまいます。何か良い回答ができないかと考えていましたが、私はまだ子どもがいないので母親の気持ちは未知の世界です。


発想を変えて

とういうわけで、逆に、お嬢さまの立場になって考えてみることにしました。


6歳ということは、小学校に上がってこれまでと環境が変わり、授業を受けたり、お友達と遊んだり、次々に新しいことに出会い吸収していく時期ですね。


外では変化いっぱいの日々の中で、家でお母さまと一緒にフルートに触れる時間は、心がホッと安心できる楽しい日課なのではないでしょうか。

大人になったとき、お母さまとの想い出として一番に目に浮かぶ光景になるかもしれません。


6歳という年齢はまだ体も小さく、筋肉も発達途中です。フルートは子どもには大きいので(子ども用の楽器を使う場合もありますが)、無理に練習すると悪い癖がついてしまう可能性もあります。また、一生懸命やるばかりに音楽を嫌いになってしまったら元も子もありません。


もっと練習したいというくらいでやめておく

そこで私からの提案なのですが、お母さまが付き添う練習時間を思い切って短くしてみるのはいかがでしょうか。経験上、「もっと練習したい」と思うくらいでやめておくと翌日のモチベーションに繋がり、練習を続けやすいです。


試しに、毎日15分だけ等、あっという間に終わるくらいの時間を設定してみてください。時間が限られていると、お互いの集中も上がり、お母さまがイライラすることも減るはずです。


また、先生とお母さまの両方からいろいろ言われてしまうと、ご本人は情報量が多くて頭が混乱してしまう可能性があります。お母さまが練習に付き合われる際は、できるだけ先生がレッスンでおっしゃったことを一緒に反芻する時間として使われると良いと思います。


ほとんど想像で回答してしまいました。いろいろ試行錯誤しながら、お二人のベストな形を見つけられると良いですね。ぜひこの素敵な日課を長く続けられることを祈っています。

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