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執筆者の写真Yoshie Ueno

オペラ作品の歌詞



質問者さんは音大生でしょうか。テーマになっている曲の歌詞を知りたいと思ったのはとても良いことだと思います。ぜひその好奇心を持って勉強し続けてくださいね。


テーマの歌詞

フルート作品、クーラウ/「オイリアンテ」の主題による序奏と変奏曲でテーマとして使われているのはウェーバーのオペラ「オイリアンテ」の中で騎士アドラー(テナー)が歌うアリア( You Tube)です。歌詞は以下です。

甘く良く響くテナーの歌声が印象的なこの曲は、「花咲く巴旦杏樹(アーモンドの木)のもとで」、オイリアンテへの愛と信頼を歌っているものです。


情報の探し方

質問者さんは、ネットや図書館で情報を探して見つからなかったとのことですが、もしかしたら日本語で検索したのではないでしょうか。日本語では情報が限られているため、すぐに正確な情報は見つかりにくいかもしれません。今はPCの翻訳機能も発達しているので、それらを使いながらでも、原語で調べることをおススメします。


ちなみに私が学生時代はそんなに簡単にネット検索ができなかったので、英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語の辞書をそばにおいて、すぐに引くクセをつけていました。


オペラの変奏曲作品を吹くとき

とにかくまずはそのオペラを観てみましょう。全体を観ることで、作品の特徴や様式感、作曲家の個性、そして登場人物のキャラクターなどいろいろなことを感じることができるはずです。


私は「ボルヌ/カルメン幻想曲」や「ドゥメルスマン/オベロンの主題による大幻想曲」、「シューベルト/しぼめる花の主題による序奏と変奏」を演奏することが多いですが、いつもそれぞれの世界に入り込めるように意識して演奏しています。ときに魅惑的な女性に、ときに失恋した青年になりきって演奏するのがこのような作品に携わる楽しさでもあります。


ぜひ騎士アドラーの気持ちになりきって、朗々と歌ってみてくださいね!


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