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執筆者の写真Yoshie Ueno

楽器を吹けない期間



ある生徒さんのエピソード

約3ヶ月間フルートを吹けないとは、確かに心配になりますね。

同じようなシチュエーションで、以前こんなことがありました。


ある時、大人の生徒さんが「引っ越しをするので」とレッスンを1ヶ月ほどお休みされました。

しばらくしてレッスンにいらっしゃり、「引っ越しが大変であまり練習できませんでした・・・」と言いながらフルートを吹き始めたところ、衰えるどころか、逆に前よりしっかりした息が出せていて、音量も表現力もアップしていたのです。


この理由としては、引っ越しで重い荷物を持ち上げたり運んだりして体力がアップしたこと、環境が新しくなり気持ちが明るくなったこと、少しフルートから離れたことで客観的に演奏できるようになったことなどが考えられます。


お休み期間にできること

練習ができないことは決してマイナスだけではありません。青空さんの体調に問題がないのであれば、ぜひランニングをしたりストレッチをしたり(腹筋などの筋トレ(筋肉を硬くする動き)は、私はあまりおススメしません)、意識して体を使うようにしてみてください。


また、そんな時こそ内面を成長させる良いチャンスだと思って、いろいろな演奏を聴いたり、本を読んだり、映画を観たりされると良いと思います。


息のパワーに注目

3ヶ月してフルートを吹けるようになったら、息をしっかり流すことから始めてください。しばらくは音が荒れると思いますが、それに戸惑う必要はありません。息のパワーが戻ってくると自然に音色も戻ってくるはずです。

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